DISM でイメージ修復時にエラー 0x800f081f が出る時の対処

概要

想定しているケースは、Dism /online /cleanup-image /restorehealth 実行時にエラーコード 0x800f081f が表示されて「復元操作が失敗しました。修復元が見つからない」と、DISMが失敗する状態です。
原因として2つを想定していますが、セットアップ工数が少なくなる順に書きます。理由は、原因BのWindowsUpdateでの不具合の場合、クリーンインストールやインプレースアップグレードでの修復手順では再発する可能性がある為です。また、原因Bの時、WindowsUpdateの更新プログラムをアンインストールした場合にOSの一部機能に不具合が起きる事が再現性高く起きる事があった為、アンインストール手順は紹介しません。

原因A:修復元イメージの破損
原因B:WindowsUpdateの不具合での不具合

原因A、Bの順番で試行する復旧の手順を紹介します。

筆者の場合は、WindowsクライアントOSで遭遇したWindowsUpdate後の不具合でしたが、ServerOSでも発生している事を山内さんのブログでも拝見した症状と似ています。最近活動場所を変えた山内さんのブログは下記参照。

参考ブログ:メモ. Windows Updateで遭遇した解決不能な更新エラー(0x800f0831エラー)の解決|Windowsトラブル解決

MS公式サイト参考:Windows Update の破損とインストールエラーを修正する
DISM イメージ管理のコマンド ライン オプション
Windows イメージの修復

原因Aの手順

イメージが破損していても、オンライン環境であればWindowsUpdate経由で実行が完了してくれるという事が多い為、あまりないのかな?と考えているケースです。
WindowsインストールなどのWIMを使ったイメージ修復です。
スペシャリスト向けの投稿ですので、入手手順は省きます。

  1. 任意の場所に Windows Installer ISOから取り出した Install.wimを配置します。
    例 C:\install.wim とします。
  2. 次のコマンドでinstall.wim内のエディションを確認します。ISOによってはパッケージされたエディションが異なり、この後で実行するコマンドでの指定に関わる為です。
    • Dism /Get-ImageInfo /ImageFile:C:\install.wim
      • 結果例
        イメージの詳細: C:\install.wim
        インデックス: 1
        名前: Windows 11 Education
        説明: Windows 11 Education
        サイズ: 19,097,537,569 バイト

        インデックス: 2
        名前: Windows 11 Enterprise
        説明: Windows 11 Enterprise
        サイズ: 19,097,662,084 バイト

        インデックス: 3
        名前: Windows 11 Pro
        説明: Windows 11 Pro
        サイズ: 19,130,357,541 バイト
  3. Get-ImageInfoで確認したインデックスを指定して次のコマンドを実行します。
    • 例としてインデックス3 Pro Editionを指定
      Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:WIM:C:\Install.wim:3 /limitaccess
  4. 復旧完了する場合、この操作で復元操作が正常に完了すれば復元元のイメージがなんらかの不具合で破損していたという事で復旧作業完了と良いと考えられます。
  5. wim指定したのに、0x800f081f を繰り返す場合は原因Bの手順を試します。

原因Bの手順

このケースでは、Windowsの更新プログラムをインストールして修復を試みます。
この方法で解決しない場合や、更新プログラムの運用に制限がある場合などに、インプレースアップグレード、またはクリーンインストールを試みるという事で良いと考えています。

  1. Microsoft Update Catalogへアクセスして、まだインストールしていない最近の更新プログラムを入手する
    例として、2025年2月の64bit用更新プログラムで、バージョンは24H2用います。
    • 検索窓へ2025-02と入力して検索すると、対象がいくつか表示されます。セキュリティ更新プログラムなども表示されますが、ここでは、分類が更新になっているもので、タイトルから、x64且つ24H2を選びます。
  2. ダウンロード後は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックで開いてインストールし、OSを再起動するだけです。
  3. OS再起動後にDism /online /cleanup-image /restorehealth を実行してエラーが再発しなければ完了です。
  4. この対応で復旧出来ない場合、インプレースアップグレードを行うか、最悪の場合ですが、クリーンインストールするという対処が良いか考えています。

所感

この手の不具合はWSUSやIntuneなどの運用している内容でも発生有無が変わってくるように感じますが、WindowsUpdate経由でのアップデートの不具合、失敗などで組織内での再現性が高い場合もあります。しかし、ほか環境では発生がなかったり、既知の問題や、Microsoft Japan Windows Technology Support Blogでも共有されない為、問題が発生してから気づくという事になるので厄介且つ、対処工数がかかるので困ります。出来るだけエンジニア間で共有できると良いのですけどね。