Windows 10/11のスリープ解除: USBキーボードを使う設定方法

Windowsのデフォルト設定ですと、この機能を使うための設定が無効化されているかと思いますので下記の3か所を設定変更します。この設定を行う事でPCがスリープ状態になったとき、キーボードのキー(何でもよい)を押せばスリープ解除が可能です。PCによっては対応しているUSBポートが決まっていたり(Smart Power On対応ポート)、UEFIでDeep Sleepなどの設定変更が追加で必要になります。メーカーサイトで利用している機種の設定変更を探してください。

ここでは、オーソドックスな設定の説明をします。

1.高速スタートアップの無効化

  1. 「コントロール パネル」を開きます
  2. 「ハードウェアとサウンド」をクリックし、「電源オプション」を選択します
  3. 「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします
  4. 「現在利用できる設定を変更する」をクリックします
  5. 「高速スタートアップをオンにする (推奨)」のチェックボックスをオフにします
  6. 「変更の保存」をクリックします

2.デバイスマネジャーでのキーボード設定変更:

  1. 「デバイスマネジャー」を開きます
  2. 「キーボード」カテゴリを展開し、使用中のキーボードを右クリックして「プロパティ」を選択します
  3. 「電源の管理」タブをクリックします
  4. 「このデバイスを使用してコンピュータを起動する」のチェックボックスをオンにします
  5. 「OK」をクリックして設定を保存します。

以上の手順で、USB キーボードからのスリープ解除を設定できるはずです。ただし、一部のPCやキーボードでは動作しない場合がありますので、注意が必要です。また、これはUSBマウスでも同様に設定が可能です。